そろそろ内々示の季節ですね。転勤があっても続けられる副業の考え方

副業ガイド(公務員向け)

この時期になると、
「そろそろ内々示が出る頃かな」
と、落ち着かない気持ちになる公務員の方も多いのではないでしょうか。

異動や転勤は、公務員にとって避けて通れない宿命のようなものです。
どれだけ仕事に慣れていても、どれだけ生活が安定していても、ある日突然、環境が大きく変わる。

この不確実さが、公務員という仕事の特徴でもあります。

そして最近、この「転勤」というテーマが、副業を考えるうえで無視できない要素になってきました。


転勤は、人生設計を強制的にリセットする

転勤が決まると、考えなければならないことが一気に増えます。

  • 住む場所
  • 通勤時間
  • 家族の生活
  • 子どもの環境
  • 人間関係

仕事そのものは同じでも、生活はほぼ別物になります。

しかもこれは、自分の意思とは関係なく起こることがほとんどです。

こうした経験を何度か繰り返すうちに、
「このままで大丈夫なのか?」
と考え始める人は、決して少なくありません。

副業に関心を持つきっかけとして、転勤はとても現実的な理由の一つです。


転勤がある公務員に向かない副業の特徴

ここで一度、冷静に考えてみてください。

転勤が前提の仕事に就いている以上、次のような副業は、どうしても相性が悪くなりがちです。

  • 特定の場所に縛られるもの
  • 人手不足を埋めるための「裏方バイト」
  • 現地での人脈に強く依存するもの

もちろん、短期的には成り立つこともあります。
ですが、転勤のたびにゼロからやり直しになる可能性が高い。

「こっそり」「その場しのぎ」で続ける副業は、公務員の働き方とは、あまり噛み合いません。

副業を“積み上げるもの”と考えるなら、転勤という条件を最初から織り込んでおく必要があります。


引っ越し代は上がっているのに、転勤手当は変わらない現実

もう一つ、見過ごせない現実があります。

それは、引っ越しにかかる費用が年々上がっているという事実です。

  • 引っ越し業者の料金
  • 家賃の初期費用
  • 家具・家電の買い替え
  • 各種手続きにかかる雑費

一方で、転勤手当や補助の金額は、昔とほとんど変わっていないケースが多いのではないでしょうか。

結果として起こるのが、いわゆる**「転勤赤字」**です。

転勤するたびに、目に見えない形で家計が削られていく。

これもまた、副業を考える十分すぎる理由になります。


転勤があっても続けられる副業の考え方

では、転勤がある公務員は、どのように副業を考えればいいのでしょうか。

答えはシンプルです。

  • 場所に依存しないこと
  • 人が変わっても続けられること

この2つを満たす考え方を、最初から選ぶことです。

副業を「今の勤務地ありき」で考えると、転勤のたびに振り出しに戻ります。

そうではなく、
「どこにいても続くか?」
「数年後も積み上がっているか?」
という視点で見ていくことが重要です。


副業の目的を、あらためて整理する

もう一つ大切なのが、自分は何のために副業をするのかをはっきりさせることです。

目的は人それぞれ違います。

  • 将来的に独立を視野に入れている
  • 収入の柱を複数持ちたい
  • 毎月の小遣いを少し増やしたい

どれが正解ということはありません。

ですが、目的が曖昧なまま副業を始めると、転勤というイベントが来た瞬間に、簡単に止まってしまいます。

転勤があっても続けられる副業とは、目的と手段が噛み合っている副業です。


副業は「逃げ」ではなく「備え」

ここで強調しておきたいのは、副業は決して「今の仕事から逃げるためのもの」ではない、ということです。

むしろ、転勤という不確実性を前提にした、備えに近いものです。

  • どこに行っても通用する力
  • 環境が変わっても続く収入源
  • 選択肢を増やすための準備

これらは、一朝一夕では身につきません。

だからこそ、内示の季節にこそ、副業について考える価値があります。


転勤があるからこそ、積み上がる副業を

転勤は、確かに大変です。
生活も、気持ちも、リセットされます。

ですが、見方を変えれば、
「どこでも通用するものを作る」
きっかけにもなります。

副業を選ぶときは、今の勤務地ではなく、これから先の自分の人生を基準にしてください。

独立を目指す人も、
多角的な収入を考える人も、
小遣い稼ぎが目的の人も。

転勤があっても続けられる形であれば、副業は確実に、あなたの味方になります。

焦らず、しかし止まらず。
自分の目的に向かって、一歩ずつ進めていきましょう。

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