元公務員ヒロのリアル】給料は上がってるはずなのに、なぜ手取りが増えないのか? 

副業ガイド(公務員向け)

こんにちは、元公務員ヒロです。 
今回は、最近よく聞く「物価が上がりすぎて生活が苦しい…」という話題を、公務員のリアルな暮らしを交えながら話していこうと思います。 

■ 昨今の物価高騰と“給料が上がっているはずなのに手取りが増えない”現実 

最近、テレビでも「ベースアップ」「過去最高の賃上げ率」なんてニュースをよく耳にします。 
一見、「給料上がったのか!」と思いますよね。 

でも、実際に手取り明細を見てガッカリした人、多いのではないでしょうか? 
実際のところ、給料は名目上上がっても、手取りはむしろ減っているのが現実です。 

1. 税金・年金・社会保険料がジワジワ増加中 

これはサラリーマンも公務員も同じ。 
毎年のように社会保険料率や税金が上がり、**「ベースアップ分がそっくり天引きで消える」**という現象が起きています。 

私が現役の頃もそうでした。 
「昇給したはずなのに手取りが500円しか増えていない」なんて月もありました。 
特に共済組合(民間でいう社会保険)と年金はじわじわ上昇していて、知らないうちに“社会保障の負担”が増えているんです。 

つまり、名目上の給料アップよりも、引かれる金額の伸びの方が速い。 
これが「給料が上がってるのに豊かにならない」最大の理由です。 

2. 物価が急激に上がりすぎ! 

さらに追い打ちをかけるのが、物価の上昇。 
ここ数年で、生活に必要なあらゆるものが高騰しています。 

  • スーパーで買う卵やパン、牛乳、すべて1.5倍近くに 
  • ガソリンはレギュラー180円超えが当たり前 
  • 電気代・ガス代も毎月2,000〜3,000円アップ 

給料が少し上がったところで、支出がそれ以上に増えているのだから、手元に残るお金が増えるはずがありません。 

しかも、公務員は「物価手当」があるとはいえ、調整はタイムラグがあるので、実際の値上がりスピードに追いついていないのが実情です。 

■ リアルな一般公務員の生活事情 

では、ここで「平均的な公務員家庭のリアルな生活像」を少しお話ししましょう。 
(※あくまで私の体験と周りの同僚の例をベースにしています) 

1. 公務員住宅とファミリーカーの定番コース 

私が最初に入った公務員住宅、なんと駐車場より家賃が安かったんです(笑) 
月1万円台の古い団地。壁は薄いし、風呂は追い炊きなし。けれど、それでもみんな「ここに住めるだけマシ」と言っていました。 

車はだいたいノアかセレナ。家族4人ならこのあたりが王道です。 
外食は月1回のファミレス(ガストかサイゼリア)。 
休日は週末のイオンモールがお決まりコース。 
年1回の贅沢が、一泊二日のディズニーランド旅行です。 

正直、「安定はしてるけど豊かではない」——それがリアルなところでした。 

2. 子育て費用と部活動の恐怖(笑) 

子どもは基本的に公立の小・中・高。 
習い事は1つ、多くても2つ。ピアノかスイミングが定番です。 
塾代は中学から一気に上がるので、家計にじわじわ響いてきます。 

そして、公務員家庭あるあるの一言。 

「頼む!運動部には入るな!!」 

部活動は本当にお金がかかります。 
ユニフォーム代、遠征費、合宿費、交通費… 
年間で100万円位が飛んでいきます。 
しかも休日は親の送迎付き。これは、親も子もなかなか大変。 

3. 奥さんは専業主婦か扶養内パートが多数派 

共働き家庭も増えてきましたが、公務員だとまだまだ**「奥さんは扶養内」**が主流です。 
夫の収入が安定しているぶん、「子どもが小さいうちは家を守る」という選択をする方が多いようです。 

ただ、実際には「片働きだと貯金がほとんどできない」という家庭も多く、教育費や車の買い替え、住宅ローンでカツカツ。 
ボーナスはほぼローンの返済に消えていくのが現実でした。 

■ 収入を増やしたいけど…「公務員の限界」 

ここまで読むと、「じゃあ収入を増やせばいいじゃん」と思いますよね。 
でも、そこが公務員のつらいところ。なかなか自由が利かないのです。 

1. 残業にも限界、査定も天井あり 

たとえ残業を増やしてボーナスの査定で最高評価を取っても、 
年収の伸びはせいぜい**+20万円前後**。 
しかも、残業が多い部署ほど「ブラック部署」と呼ばれ、健康面のリスクも大。 

部署の合言葉は「日をまたぐ前に役所を出よう!」 

いくら頑張っても、組織の評価基準以上の収入にはならないんです。 

2. 実家もサラリーマンで、援助や副収入もなし 

実家が農家や自営業なら、手伝いバイトや不動産収入などの“裏の柱”がある人もいます。 
でも、私のように実家もサラリーマン家庭だと、そういった収入の余地はゼロ。 
地味にコツコツ貯めるしかありません。 

3. 副業は原則NG(今は一部解禁も) 

近年は国・自治体でも「副業解禁」の流れが出ていますが、まだまだ制限が多いのが実情です。 
たとえば、公務員がYouTubeで収益を得たり、ビジネス的なSNS運用をしたりするのは「ほぼ黒」なグレーゾーン。 
一歩間違えば懲戒処分になるリスクもあります。 

だから、多くの公務員は「やりたくてもできない」状態で我慢しています。 

■ それでも何かしなきゃ——「ボーナスがローンで消える」現実 

ボーナス時期になると、職場の会話はこんな感じになります。 

「あぁ、またボーナスが全部ローンに消えるわ…」 
「うちは子どもの塾代で終了」 
「ボーナスって“あったっけ?”ってレベルだよね(笑)」 

笑い話のようで、笑えない現実です。 
年2回のボーナスがまるまる“消える”家庭は珍しくありません。 

マイホームのローン、車のローン、教育費、保険。 
下手すると年間で50〜100万円単位が「固定支出」に吸い取られているんです。 

■ じゃあどうすればいいのか? 

「じゃあどうすればいいのか?」 
ここが一番大事なポイントです。 

まず、私はこう思います。 
「安定=安心」ではなくなった時代に、私たちは生きている。 

どんなに立派な肩書きや公的職業でも、 
自分の力で“収入の柱”をもう一つ持っておかないと、 
いつまでたっても生活の余裕は生まれません。 

私自身、公務員を辞めてからは 
「副業」「ネット収入」「人脈を活かした活動」に本気で取り組むようになりました。 

最初は怖かったし、失敗もしました。 
でも、やってみて分かったのは—— 

「公務員の経験は、ビジネスの世界でも十分通用する」ということ。 

真面目さ、誠実さ、計画性。 
これはどんな副業でも強みになります。 

■ まとめ:行動しない限り、現実は変わらない 

・給料が上がっても、手取りは増えない 
・物価が上がりすぎて生活が圧迫される 
・ボーナスもローンで消えていく 

この現実を嘆いても、何も変わりません。 
でも、「自分で動く」と決めた瞬間から、確実に景色は変わります。 

もし今、あなたが 
「このままじゃまずい」と感じているなら、 
それはチャンスです。 

小さくてもいい。 
副業でも、学びでも、人脈づくりでも。 
今できる一歩を踏み出してみてください。 

【元公務員ヒロより】 

安定を捨てる勇気は、最初は怖いものです。 
でも、行動しないことの方が、もっと怖い。 

これからも、公務員からの“リアルな転換ストーリー”を発信していきます。 
ぜひ、同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。 

それでも、やっぱり安定を捨てるのは、、、という人は「ヒロ」と公式LINEでつながって疑似体験をしてみてください! 

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